理系の志望動機の作り方

※本ページはプロモーションを含みます。

① 理系の志望動機は「3つの要素」で決まる

結論

理系の志望動機は、次の3つの要素で決まります。

  • 企業を選んだ理由
  • 職種・仕事を選んだ理由
  • 自分との接点

この3つが一貫していれば、志望動機は自然に評価されるものになります。
逆に、この3つがズレていると、どれだけ文章を整えても「なんとなく浅い志望動機」になります。

なぜこの3つが必要なのか(理由)

企業が志望動機で見ているのは、シンプルに言えば次の2点です。

  • なぜこの会社なのか
  • なぜこの仕事をやりたいのか

そして、それが「あなた自身の経験や考え」と繋がっているかを見ています。
つまり企業は、
「この人はちゃんと考えて応募しているか?」
「うちで働く理由に納得感があるか?」
を確認しているだけです。

ここで重要なのが、「納得感」です。
例えば、
・企業の話だけしている
・自分の話だけしている
こういう志望動機は、一見それっぽくても評価されません。
なぜなら、「つながっていない」からです。
企業は
「企業 → 仕事 → 自分」
が一本の線でつながっているかを見ています。
だからこそ、この3つの要素が必要になります。

志望動機の3つの要素

ここで改めて整理します。

①企業を選んだ理由

なぜその企業なのかを説明する部分です。
・事業内容
・強み
・他社との違い
などを踏まえて、「この会社である理由」を明確にします。

②職種・仕事を選んだ理由

その企業の中でも、どんな仕事に興味があるのかを示します。
理系の場合は特に重要です。
・設計
・開発
・研究
・生産技術
など、職種によってやることは大きく変わります。
ここが曖昧だと、
「どの会社でもいいのでは?」
と判断されやすくなります。

③自分との接点

最後に、その企業・仕事と自分がどうつながるのかを説明します。
・研究内容
・授業
・興味を持ったきっかけ
・過去の経験
などを使って、
「なぜ自分はこの企業・仕事に興味を持ったのか」
を語ります。
ここが一番重要です。
なぜなら、ここがないと「ただの企業紹介」になるからです。

具体例(リアルなケース)

例えば、半導体メーカーを志望する場合を考えてみます。

よくある浅い志望動機はこうです。

「御社の半導体技術に魅力を感じました。今後の社会において重要な分野であり、貢献したいと考えています。」

一見それっぽいですが、
・どの企業でも言える
・自分との関係がない
という問題があります。

一方、3要素を意識するとこうなります。

「貴社がパワー半導体に強みを持ち、電力効率の向上に貢献している点に魅力を感じました(企業)。

大学で電気回路を学ぶ中で、エネルギー効率の重要性に関心を持ち(自分)、

将来的には省エネに貢献できるデバイス開発に携わりたいと考えています(仕事)。」

このように、
・企業
・仕事
・自分
が一本につながると、一気に「納得感」が出ます。

よくある失敗

ここで多くの人がやってしまう失敗を整理します。

①企業の話だけになる
「御社は素晴らしい会社で〜」だけで終わるパターンです。
→ 自分との関係がないため評価されない

②やりたいことだけを書く
「〇〇をやりたいです」だけ書いてしまうケースです。
→ なぜその会社なのかが不明

③テンプレをそのまま使う
ネットの例文を少し変えただけの志望動機です。
→ 他の学生と完全に同じになる

④無理やり研究と結びつける
「研究しているから御社を志望しました」
→ 浅く見える、説得力が弱い

どうすればいいか(行動)

志望動機を書くときは、次の順序で考えてください。

  1. 企業の特徴を整理する
  2. 自分の興味・経験を整理する
  3. 共通点を探す
  4. 「なぜこの会社でこの仕事をしたいのか」を一文で言えるか

ここまでできれば、志望動機の骨組みは完成しています。
文章をうまく書くことよりも、
「構造がつながっているか」
の方が圧倒的に重要です。

この章のまとめ

志望動機はセンスではありません。
・企業
・仕事
・自分
この3つをつなげるだけです。
ここを理解できれば、志望動機は一気に書きやすくなります。

② 理系の志望動機で最も重要なのは「企業研究」

結論

理系の志望動機は、企業研究でほぼ決まります。
どれだけ文章力があっても、企業理解が浅いと評価されません。
逆に、企業理解が深ければ、多少文章が拙くても「納得感のある志望動機」になります。
志望動機は「書き方」ではなく、「材料」で決まります。
その材料が企業研究です。

なぜ志望動機は企業研究で9割決まるのか(理由)

志望動機で差がつくポイントは、次の1つです。
「その会社である理由を説明できるか」

企業側は、常にこう考えています。
「なぜうちなの?」
「他の会社じゃダメなの?」
ここに答えられない志望動機は、どれだけ綺麗でも評価されません。
そして、この問いに答えるために必要なのが企業研究です。

例えば、
・事業内容を理解している
・強みを理解している
・今後の方向性を理解している
こういった情報があれば、
「なぜこの会社なのか」
を論理的に説明できます。

逆に企業研究が浅いと、
・どこでも言える志望動機になる
・抽象的になる
・差別化できない
という状態になります。
つまり、志望動機の本質は「情報の深さ」です。

見るべき企業情報(最低限)

企業研究といっても、やみくもに調べる必要はありません。まずは以下の4つを押さえるだけで十分です。

①事業内容
その会社が何をしているのか。
・どんな製品を作っているのか
・どんなサービスを提供しているのか

②強み・特徴
他社と比べて何が優れているのか。
・技術力
・シェア
・独自性

③今後の方向性
これから何を伸ばしていくのか。
・新規事業
・研究開発分野
・投資領域

④競合との違い
似た会社との違いを理解すること。
ここが一番重要です。
なぜなら、「この会社じゃないとダメな理由」がここで決まるからです。

理系特有の見るべきポイント

理系の場合、さらに重要になる視点があります。

①技術領域

どの分野に強いのか。

・半導体
・自動車
・材料
・AI

②研究との接点

自分の学びとどうつながるか。
完全一致は不要ですが、
「興味の延長線上にあるか」は重要です。

③配属のリアル

・開発か
・生産技術か
・研究か
同じ企業でも仕事内容は大きく変わります。
ここを理解していないと、
「なんとなく良さそう」で志望している状態になります。

具体例(リアルなケース)

例えば「自動車メーカー」を志望する場合。

企業研究が浅い人はこうなります。

「御社は世界的な自動車メーカーであり、魅力を感じました。」

これは完全にアウトです。
・どの会社でも言える
・違いがない

一方、企業研究をしているとこうなります。

「貴社が電動化技術に注力し、特にモーター制御に強みを持っている点に魅力を感じました。」

ここまで具体化されると、
「ちゃんと調べている」
と評価されます。
さらに、自分の経験とつなげると、
志望動機として成立します。

よくある失敗

企業研究で多くの人がやってしまうミスを整理します。

①ホームページの丸写し
企業の言葉をそのまま使うケースです。
→ 自分の理解になっていない

②有名だから志望
「大手だから」「知っている会社だから」
→ 理由になっていない

③表面的な理解
・事業内容だけ・知名度だけ
→ 深さがない

④競合比較をしていない
似た企業との違いが分からない
→ 志望理由が弱くなる

どうやって企業研究すればいいか(行動)

ここまで読んで、
「企業研究が重要なのは分かったけど、どうやればいいのか分からない」
という人も多いと思います。
企業研究は、やり方を知らないと効率が悪くなります。
そのため、具体的な手順については
こちらの記事で体系的に解説しています。

この章のまとめ

志望動機は「書き方」ではなく「材料」で決まります。
その材料のほとんどは、企業研究です。
・どんな会社か
・何が強みか
・なぜその会社なのか
ここを説明できるようになれば、
志望動機は自然と書けるようになります。

③ 理系の志望動機の作り方【5ステップ】

結論

理系の志望動機は、次の5ステップで作れば確実に形になります。

  • 企業の特徴を言語化する
  • 自分の興味・経験を整理する
  • 共通点を見つける
  • ストーリー化する
  • 文章に落とす

この順番で進めれば、「何を書けばいいかわからない」という状態はなくなります。

なぜこの手順で作るべきなのか(理由)

多くの人が志望動機でつまずく理由はシンプルです。
いきなり文章を書こうとするからです。
志望動機は「作文」ではありません。

「情報整理→接続→表現」のプロセスです。
つまり、
・材料を集める
・つなげる
・文章にする
この順番でやらないと、必ず詰まります。
この5ステップは、その流れをそのまま分解したものです。

ステップ① 企業の特徴を言語化する

まず最初にやるべきことは、企業の理解です。
ここで重要なのは、「その会社らしさ」を言語化することです。
例えば、
・何を強みにしている会社なのか
・どの分野に力を入れているのか
・競合と何が違うのか
この3つは最低限整理してください。
ここが曖昧だと、その後すべてが崩れます。

ステップ② 自分の興味・経験を整理する

次に、自分側の情報を整理します。
理系の場合は、特別なエピソードは必要ありません。
・研究内容
・授業で興味を持った分野
・気になっている技術
この程度で十分です。
重要なのは、「なぜ興味を持ったのか」です。
ここが言語化できると、志望動機に深さが出ます。

ステップ③ 共通点を見つける

ここが志望動機の核になります。
企業と自分の共通点を探します。
例えば、
・自分が興味を持った分野と企業の事業が一致している
・学んだ内容と企業の技術がつながっている
この「接点」が見つかると、
「なぜこの会社なのか」
が自然に説明できるようになります。

ステップ④ ストーリー化する

次に、それを一つの流れにします。
基本はこの順番です。
「自分の興味」

「きっかけ」

「企業との接点」

「やりたい仕事」
これをつなげるだけで、志望動機の骨格が完成します。

ステップ⑤ 文章に落とす

最後に、文章として整えます。
ここで初めて「書く作業」に入ります。
シンプルな型としては、次の形がおすすめです。
「〇〇に関心を持ったことをきっかけに、△△に興味を持ちました。
その中で、□□に強みを持つ御社に魅力を感じ、
将来的には〇〇に携わりたいと考えています。」
このように、
・自分
・企業
・仕事
をつなげる形にすれば、十分通用します。

具体例(リアルなケース)

電気系の学生が、電力会社を志望するケースを考えます。

ステップをそのまま当てはめると、

①企業:再生可能エネルギーに注力している
②自分:電力系の授業で興味を持った
③共通点:エネルギー分野
④ストーリー:授業→関心→企業
⑤文章化

結果として、こうなります。

「大学で電力システムを学ぶ中で、エネルギー供給の重要性に関心を持ちました。

その中で、再生可能エネルギーの導入に積極的に取り組む御社に魅力を感じ、

将来的には安定した電力供給に貢献したいと考えています。」

特別なエピソードはありませんが、十分に通用します。

よくある失敗

この5ステップを使わない場合、次のようなミスが起きます。

①いきなり文章を書く
→ 内容が浅くなる

②企業と自分がつながっていない
→ 志望理由が弱い

③ストーリーがない
→ 読みにくい

④無理にすごい経験を書こうとする
→ 不自然になる

どうすればいいか(行動)

志望動機を書くときは、必ずこの順番を守ってください。

①企業の特徴を書く
②自分の興味を書く
③共通点を探す

この3つだけでも、かなり完成に近づきます。
そして最後に、
④一文で説明できるか確認する
ここまでできれば、志望動機はほぼ完成です。

この章のまとめ

志望動機は、
「思いつきで書くもの」ではなく
「手順で作るもの」です。
この5ステップを使えば、
・何を書けばいいかわからない
・全然書けない
という状態は解消できます。

④ 理系の志望動機の例文(良い例・悪い例)

結論

志望動機は、「良い例」と「悪い例」を比較すると一気に理解が進みます。
なぜなら、志望動機の評価は

「何が書いてあるか」ではなく

「どうつながっているか」で決まるからです。
ここでは、同じテーマでも評価が大きく変わる例を見ていきます。

なぜ例文を見ることが重要なのか(理由)

志望動機は抽象的な説明だけでは理解しづらいです。
・どのレベルなら通用するのか
・何が足りないのか
・どこが評価されるのか
これらは、実際の文章を見ないと分かりません。
また、多くの人は
「それっぽい文章を書いているのに通らない」
という状態になります。
これは、自分では違いに気づけていないからです。
だからこそ、「比較」が重要になります。

悪い志望動機の例

まずは、よくある失敗パターンです。

NG:抽象的すぎる例

「御社は高い技術力を持ち、社会に大きく貢献している点に魅力を感じました。

私も技術を通じて社会に貢献したいと考えており、御社を志望いたしました。」

なぜダメなのか(解説)
この志望動機には、次の問題があります。
・どの企業にも当てはまる
・具体性がない
・自分との接点が弱い
特に問題なのは、
「なぜこの会社なのか」が全く伝わらないことです。
企業側からすると、
「それ、他社でもいいよね?」
という状態です。
また、「社会に貢献したい」という表現もよく使われますが、
ほぼ全員が書くため、差別化になりません。

良い志望動機の例

同じようなテーマでも、構造を意識するとこうなります。

OK:構造化された例

「大学で材料工学を学ぶ中で、軽量かつ高強度な素材の重要性に関心を持ちました。

その中で、炭素繊維材料に強みを持ち、航空機分野にも展開している御社に魅力を感じました。

将来的には、より効率的で環境負荷の低い製品開発に携わりたいと考え、志望いたしました。」

良い例の分解解説
この志望動機を分解すると、
・自分(材料工学に興味)
・企業(炭素繊維・航空機分野)
・仕事(製品開発に関わりたい)
が一貫してつながっています。
特に重要なのは、
「なぜその企業なのか」が具体的に説明されている点です。
・炭素繊維
・航空機分野
このような具体性があることで、
「ちゃんと調べている」
「納得して志望している」
と評価されます。

よくある失敗

例文を見ても、次のような間違いをする人が多いです。

①良い例をそのまま使う
→ 自分の言葉になっていない

②単語だけ置き換える
→ 本質が変わらない

③長く書けば良いと思う
→ 中身が薄い

④無理に専門性を出す
→ 不自然になる

どうすればいいか(行動)

例文の正しい使い方は、
「構造を真似すること」です。
・自分 → 企業 → 仕事
この流れだけを参考にしてください。
そして、自分の内容に置き換えます。
重要なのは、
「この文章はなぜ良いのか?」
を理解することです。
それができれば、自分で志望動機を作れるようになります。

この章のまとめ

志望動機は、
・文章の上手さではなく
・構造のつながり
で評価されます。
良い例と悪い例の違いは、
「具体性」と「一貫性」です。
この2つを意識するだけで、志望動機の質は大きく変わります。

⑤ 理系の志望動機でよくある失敗

結論

理系の志望動機で評価されない原因のほとんどは、パターン化された「よくある失敗」に当てはまります。

特に多いのは次の4つです。

  • 「やりたいこと」だけで書く
  • 「理念に共感しました」で終わる
  • 研究と無理やり結びつける
  • 企業ごとの差がない

これらを避けるだけでも、志望動機の質は大きく改善します。

なぜ失敗が起きるのか(理由)

志望動機で失敗する理由はシンプルです。
「正解が分からないから」です。
その結果、
・とりあえずそれっぽい文章を書く
・ネットの例文を参考にする
・無難な表現を使う
という行動になります。
ただし、これをやると必ず「浅い志望動機」になります。
なぜなら、企業が見ているのは

「無難さ」ではなく

「納得感」だからです。
ここを理解していないと、同じ失敗を繰り返します。

①「やりたいこと」だけで書く

■よくある例
「将来的に〇〇の開発に携わりたいと考え、御社を志望しました。」

■なぜダメか
この文章には、「なぜその会社なのか」が抜けています。企業側からすると、「それ、うちじゃなくてもできるよね?」という状態です。

■どう直すか
必ず、「なぜその企業なのか」を追加してください。「なぜその会社でやりたいのか」まで説明できて初めて成立します。

②「御社の理念に共感しました」問題

■よくある例
「御社の理念に共感し、志望いたしました。」

■なぜダメか
ほぼ全員が書くからです。また、どの企業にも当てはまる、具体性がないという問題があります。

■どう直すか
理念を書くなら、「どの部分に共感したのか」「なぜ共感したのか」まで具体的に書く必要があります。ただし、基本的には「事業や技術ベース」で書いた方が強いです。

③研究との無理なこじつけ

■よくある例
「現在〇〇の研究をしているため、御社を志望しました。」

■なぜダメか
研究内容と企業が一致していない場合、無理やり感が出る、浅く見えるという問題があります。理系学生は「研究で語らなければいけない」と思いがちですが、必ずしも必要ではありません。

■どう直すか
研究は「接点の一つ」として使うだけで十分です。無理に結びつけるより、「興味を持ったきっかけ」「関心の方向」を自然に説明する方が評価されます。

④企業ごとの差がない

■よくある例
どの企業にも同じ志望動機を使い回す

■なぜダメか
企業はすぐに気づきます。具体性がない、比較していないため、「志望度が低い」と判断されます。

■どう直すか
最低限、「他社との違い」「その会社ならではの特徴」は必ず入れてください。ここがあるだけで、志望動機の質は大きく変わります。

具体例(リアルなケース)

例えば、メーカー志望の学生でよくあるケースです。

NGパターン

「御社の技術力に魅力を感じました。」

OKパターン

「貴社が〇〇分野において高いシェアを持ち、特に△△技術に強みを持つ点に魅力を感じました。」

違いは、
・具体性
・企業固有性
です。
この差がそのまま評価の差になります。

どうすればいいか(行動)

志望動機を書くときは、次の3つをチェックしてください。

  • ①この内容は他社でも使えるか?
  • ②企業の特徴が入っているか?
  • ③自分との接点があるか?

この3つにすべて「YES」と答えられれば、基本的に問題ありません。

この章のまとめ

志望動機の失敗は、ほとんどがパターン化されています。
そして重要なのは、

「何を書くか」よりも

「何を書かないか」です。
今回紹介した失敗を避けるだけでも、
志望動機の質は一段階上がります。

⑥ 志望動機が書けない人の対処法

結論

志望動機が書けない原因は、ほぼ次の3つのどれかです。

  • 企業が決まっていない
  • 自己分析が浅い
  • 情報(材料)が足りない

つまり、「書けない」のではなく
「材料が揃っていない」状態です。
ここを解決すれば、志望動機は自然に書けるようになります。

なぜ書けなくなるのか(理由)

多くの人は、
「どう書けばいいか分からない」
と思っています。
しかし実際は違います。

書けない理由は、
・何を書くべきか分からない
・そもそも考えていない
このどちらかです。

志望動機は、
・企業
・自分
・接点
の3つが揃って初めて書けます。
どれか一つでも欠けていると、必ず止まります。

①企業が決まっていない

■状態
・なんとなく業界だけ決めている
・企業を比較していない

■なぜ書けないのか
企業が決まっていないと、「なぜその会社なのか」が書けません。その結果、抽象的な志望動機になる、どこでも使える内容になるという問題が起きます。

■どうすればいいか
まずは企業を絞ることが必要です。3〜5社でいいので比較する、違いを言語化する。ここまでやれば、志望動機の軸が見えてきます。

②自己分析が浅い

■状態
・やりたいことが曖昧
・興味の方向が分からない

■なぜ書けないのか
自分の軸がないと、何に興味があるのか、なぜその企業なのか、がつながりません。

■どうすればいいか
難しい自己分析は不要です。まずは次の2つだけで十分です。どの分野に興味があるか、なぜ興味を持ったのか。これを言語化するだけで、志望動機の材料になります。

③情報(材料)が足りない

■状態
・企業研究が浅い
・なんとなく知っているだけ

■なぜ書けないのか
材料がない状態で書こうとしても、何も出てきません。その結果、テンプレになる、抽象的になるという状態に陥ります。

■どうすればいいか
企業研究をやり直す必要があります。特に重要なのは、強み、他社との違いです。ここが分かると、志望動機は一気に書きやすわれます。

具体例(リアルなケース)

例えば、
「志望動機が全然書けない」
という学生の多くは、
・企業をなんとなく選んでいる
・自己分析も曖昧
・企業研究も浅い
という状態です。

この状態でいくら文章を考えても、書けません。
一方で、
・企業を比較して決める
・興味の方向を整理する
これだけで、
「あ、この会社だから志望してるのか」
と気づけるようになります。

よくある失敗

①無理に書こうとする
→ 材料不足のまま進める

②テンプレに当てはめる
→ 内容が薄くなる

③時間だけかける
→ 本質が解決していない

どうすればいいか(行動)

志望動機が書けないときは、書くのをやめてください。代わりに、次の3つをやります。

  1. 企業を3社選んで比較する
  2. 興味のある分野を書き出す
  3. 共通点を探す

ここまでできれば、志望動機はほぼ完成します。

次にやるべきこと(内部リンク)

志望動機が書けない人は、基本的に
・企業研究
・ES全体の設計
が不足しています。
そのため、次の記事も合わせて確認してください。

この章のまとめ

志望動機が書けないのは、「能力の問題」ではありません。
・企業
・自分
・情報
この3つの材料が足りていないだけです。
ここを整えれば、志望動機は自然に書けるようになります。

⑦ 志望動機を最短で仕上げる方法

結論

志望動機を最短で仕上げるために必要なのは、次の2つだけです。

  • 正しい型を使うこと
  • フィードバックを受けること

この2つを押さえれば、独学で何時間も悩むより圧倒的に早く、質の高い志望動機が完成します。

なぜ独学だと時間がかかるのか(理由)

志望動機を独学でやると、多くの人が次の状態になります。
・何が正解か分からない
・自分の文章の良し悪しが判断できない
・何度も書き直す

つまり、
「試行錯誤のループ」に入ります。
これは一見努力しているように見えますが、かなり非効率です。

志望動機は、
・型(構造)
・内容(材料)
が決まれば、ある程度すぐに形になります。
問題は、「ズレていることに気づけない」ことです。

最短ルートは「型+フィードバック」

志望動機を最短で仕上げるには、次の流れが最も効率的です。

①型に沿って作る
②一度完成させる
③第三者に見てもらう
④修正する

これを1〜2回繰り返すだけで、かなり完成度は上がります。
特に重要なのは③です。
自分では気づけないズレは、他人に見てもらうことで一発で修正できます。

具体例(リアルなケース)

例えば、独学で進める場合。
・3時間かけて志望動機を書く
・でも方向性がズレている
・また書き直す
これを繰り返すと、1つの志望動機に何日もかかります。

一方で、
・型に沿って1時間で作る
・フィードバックで修正
この流れなら、1日で実用レベルに到達します。
差が出るのは「才能」ではなく「進め方」です。

よくある失敗

①完璧にしてから見てもらおうとする
→ 時間が無駄になる

②一人で悩み続ける
→ 客観性がない

③とにかく数を書く
→ 改善されない

④フィードバックを受けない
→ 同じミスを繰り返す

どうすればいいか(行動)

志望動機を最短で仕上げたいなら、次の流れをそのまま実行してください。

  1. この記事の5ステップで作る
  2. 60点でいいので一度完成させる
  3. 誰かに見てもらう
  4. 修正する

これだけです。
特に重要なのは、
「60点で出すこと」です。
最初から完璧を目指す必要はありません。

次にやるべきこと(内部リンク)

志望動機だけでなく、ES全体を整えることで通過率は大きく変わります。
そのため、次の記事も合わせて確認してください。

理系ES対策完全ガイド|理系学生のためのエントリーシートの書き方

また、
「短期間で一気に仕上げたい」
「フィードバックを受けながら進めたい」
という人は、こちらも参考になります。

ES・面接対策:短期完成パッケージ|AI活用で「伝わる」を最速で形にする

この章のまとめ

志望動機は、
・時間をかければ良くなるものではありません。

重要なのは、
・正しいやり方で
・最短で修正していくこと
です。
型とフィードバックを使えば、志望動機は一気に仕上がります。

⑧ まとめ:志望動機は「構造×企業研究」で決まる

結論

理系の志望動機は、

  • 構造(企業・仕事・自分)
  • 企業研究(情報の深さ)

この2つでほぼ決まります。
文章の上手さやセンスよりも、「つながり」と「情報の質」が重要です。

志望動機の本質

ここまでの内容をシンプルにまとめると、志望動機は次の式で考えられます。

「なぜこの会社で、この仕事を、自分がやりたいのか」

この一文にすべてが集約されています。
そしてこれを成立させるために必要なのが、
・企業を理解する
・自分を理解する
・接点を見つける
というプロセスです。

多くの人が間違えているポイント

志望動機で多い勘違いは次の通りです。
・上手く書こうとする
・長く書こうとする
・正解を探そうとする

しかし実際は逆です。
・シンプルでいい
・短くてもいい
・構造が合っていればいい

ここを理解するだけで、志望動機の難易度は大きく下がります。

今すぐやるべきこと

この記事を読んだ後は、次の3つを実行してください。

  1. 志望企業を3社選ぶ
  2. 企業の違いを書き出す
  3. 自分との共通点を考える

これだけで、志望動機の土台は完成します。
その上で、
・5ステップで作る
・例文を参考に構造を整える
ここまでできれば、十分に通用する志望動機になります。

次に進むべき記事(内部リンク)

志望動機は、ES全体の一部です。
通過率を上げるためには、
「ES全体の設計」と「企業理解」が重要になります。
そのため、次の記事も必ず確認してください。

最後に

志望動機は、多くの人が「難しい」と感じる部分です。
しかし実際は、
・構造を理解して
・材料を揃える
これだけで解決できます。

特別な経験も、すごいエピソードも必要ありません。
正しい手順で作れば、誰でも一定レベルの志望動機は作れます。

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